今日も君に会いに行く

町を歩いて木立を抜けて
大好きなあの子のもとへと・・・

途中で沢山の人が僕にふれるけど
何かが違う気がする・・・

僕を見る目・・・
僕にふれる手・・・
やっぱり何かが違うんだ

早く急ごう
彼女のもとへ・・・

あの暖かな眼差しに包まれたい・・・
やわらかい手のひらにふれられたい・・・


もう少しで彼女にあえる
気持ちといっしょに足早になってゆく


いつもの時間と
いつもの公園
そこが彼女との待ち合わせ場所


「今日も来てるかな?」

もう少し・・・
この角を曲がれば・・・

僕の大好きな場所・・・
それは・・・

「彼女の足元です」



「野良猫の恋」


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